家のご飯は大事だ。
どんなに外食が手軽に、身近になろうと、それは他者への依存である。
家のご飯が大事である以上、包丁が研がれていることは非常に重要である。
以下全分余談。
食育は何を食べるかも重要だが、その食べたものに対する理解が重要だろう。
魚離れが叫ばれた後、回転ずしチェーンが売り上げを大きく伸ばしている。
日本人にとって古来より身近な魚を食べることが身近になったことは喜ばしいものである。
他方、魚を家で捌いているご家庭は少ないであろう。
子供の目の前で、家という身近な場所で、魚を捌けば、大好きなお寿司が
泳いでいたお魚さんを切った後にできる食べ物と認識を変える。
そう、ボタンを押してレーンを流れてくるお寿司が。
子供は素直である。肝を取れば「うわ、キモ」という。あってはいるが間違っている。
ただしそれを正すのも気が引ける。正しい感情であるが、どう言葉として発するかは正したほうが良い。
特にその魚を後に食すのであれば。
身近であったはずの鯵が、値段が上がり、遠い存在になるのかとヤキモキしている。
そんな中でも、青物が永遠の好物である。
家で刺身を盛れば、外に飲みに行く理由が一つ消える。やはり家のご飯は大事だ。
*刺盛の勉強という名のもと結局は飲みに行く。
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